おはようございます!不動産投資アドバイザーの小原正徳です。
不動産の価格が上がったり下がったりするのってどうしてだと思いますか?
一般にモノの値段は需要と供給の関係で決まります。
じゃあ不動産も欲しい人が増えると価格が上がって、欲しい人が減ると価格が下がるのでしょうか。
違います。不動産が欲しい人なんていつだっているんです。
ではなぜ不動産の価格は変動するのか。答えは、金融機関の融資姿勢が変わるからです。
欲しい人が減るからではなくて、買いたくても買えなくなるから価格が下がるんです。
買いたくても銀行がお金を貸してくれないから買えない。それで買える人が減って価格が下がる。
そういうことです。
昨日こんなニュースが出ていました。
今年4月から9月までの不動産業への融資額が過去最高だったという調査結果が日銀から発表されたとのこと。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161116/k10010770911000.html
いま金融機関は不動産業に対して積極的に融資しているということです。
つまり今は買えるということです。買えるということは価格が上がる。これが今の状況です。
それをみて、今は買いどきではないんじゃないか、という人がいます。これは間違いです。
なぜかというと、価格が下がるということは融資がつかなくて買えない状況になっているということだからです。
つまり、価格が下がるのを待っていたらその時には買えないということです。
だから今とるべき行動は、割安な物件を血眼になって探すことです。
この買いやすい環境下でそんな物件を見つけたら勝ちです。
そして、そんな状況はそう長くは続かないと思います。
加熱しては冷却する、ということを過去に繰り返してきていますから。
ただ、現金を持っている人は別です。
物件価格の3割とか4割とか自己資金を投資できる人はいつでも融資がつきやすいからです。
つまり、そんな人は下がったところを買うという戦略が取れます。
そうではない人は、いま必死になっていい物件を探すべきです。今でもいい物件は探せばあります。
いい物件がないという人は、行動量が足りないか行動が間違っているかのどちらかですね。
というわけで、物件探し、がんばりましょう!
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