ビジネスパーソンのためのプロの不動産投資術 by 外資系400億円ファンドマネージャー

Read Article

なぜ不動産投資を始める前に勉強する必要があるのか

なぜ不動産投資を始める前に勉強する必要があるのか

前回は、忙しいサラリーマンの副業としては、不動産投資が最も優れているというお話をしました。

その上で、サラリーマンの副業で不動産投資を成功させるためには勉強が必要、というお話でしたね。

どうして勉強する必要があるんでしょうか。

これを読んでくれているのですから、あなたも勉強する必要がありそうだとは考えているんだと思います。

でも不動産投資を始める前に勉強しておかなければならない明確な理由があるんです。

前回も少し触れましたが、今日はこの点についてちゃんと考えてみましょう。

あなたが物件を買うときのことを想像してみてください。

あなたが不動産を買うときの登場人物には、こういう人がいます。

  • 売主
  • 仲介業者

当たり前ですね。笑

でも改めてこの人たちがどんなことを考えているかを知ってほしいんです。

売主の考えていることは?

まず売主。

なんらかの理由で自分の所有している物件を売ろうと思っている人です。

相続があって売らなければならないから。
事業資金を工面したいから。
物件の買い替えをしたいから。
売却益が出そうだから。

売却の理由は様々です。

ただ共通しているのは、誰も自分の物件を安く売ろうとは思っていないということです。

事情は様々あっても、みんな少しでも高く売りたいわけです。

だから売りに出ている物件は、基本的には割高なんだと考えておいてください。

そのなかから割安な物件、買える物件を探さないといけないわけです。

仲介業者の考えていることは?

次に仲介業者です。

あなたが物件の仲介を依頼する不動産業者さんです。

仲介業者にとってはあなたはお客さんです。

なのでいろいろと尽くしてくれます。

だからあなたの味方か、というと、そうとも限りません。

ここに問題が二つあります。

ひとつは、仲介業者の仕事は物件を買ってもらって仲介手数料をもらうことだということです。

つまり、買ってもらえなければ仕方ないということです。

もうひとつは、お客さんはあなただけではないということです。

不動産は、唯一無二のその物件に対して、買い手が何人もいるのが一般的です。

なので極論を言えば、買ってもらうのは何もあなたでなくてもいいんです。

この値段で買ってもらえる人、買える人を探すこと、これが仲介業者の仕事です。

あなたはオオカミの群れの中の羊になりたいですか?

こういう売主と仲介業者と相対してあなたは物件を買うわけです。

どうですか? 勉強せずに物件を買おうとしたら、、、

オオカミの群れの中に「メ〜」と鳴きながら入っていく羊みたいなものです。笑

要は食い物にされるってことです。

高く売りたい売主と、仲介手数料がほしい仲介業者。

あなたは彼らと対峙して、自分の責任で的確な投資判断をしなければならない。

そのためには自分で不動産投資について勉強しておくことが必要だということです。

URL :
TRACKBACK URL :

Leave a Reply

*
* (公開されません)
*

Return Top