ビジネスパーソンのためのプロの不動産投資術 by 外資系400億円ファンドマネージャー

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そんなに借金して大丈夫?

そんなに借金して大丈夫?

不動産投資を始めるハードルの一つに、借金するのが怖い、というものがあります。

結論としては、不動産投資のための借金は全然怖くないですよ、ということになるのですが、怖いと感じる理由を検証することでその不安を取り除いてみたいと思います。

ちなみに私は、本業のファンドで百億単位の借り入れに日々触れているので、若干ネジが外れています。笑

でも今日は真面目に、個人の不動産投資での借金について考えてみたいと思います。

 

なぜ、借金が怖いと感じるのでしょうか。

それには以下の2つの理由があると思います。

  1. 毎月返済できるか不安
  2. 銀行が途中で融資を引き揚げるんじゃないかと不安

ひとつずみ考えてみましょう。

 

まず、「毎月返済できるか不安」について。

これは簡単で、ちゃんと返済できるように買えばいいんです。笑

きちんと収支を計算して、返済を考慮したあとでも、ちゃんとキャッシュフローが残るものを買えばいいということです。

ここは勉強が必要です。もしくはちゃんとわかっている人にアレンジしてもらうこと。

わかっていない人というか、わかってて素人に高いものを売りつける人に買わされてしまうと、返せなくなってしまいます。

そもそも、それを見分けるにはやっぱり自分で判断できないとダメですので、勉強が必要です。

 

次に、「銀行が途中で融資を引き揚げるんじゃないかと不安」について。

こちらはもっと簡単で、ズバリ答えとしては「それはありえません。」ということになります。

この不安がどこから来ているのかというと、

会社で融資を受けている場合で、経済が悪化して銀行がいっせいに融資を引き揚げて、資金繰りが悪化して倒産してしまった。

というような話から、借金怖い、というイメージに繋がっているのではないかと思います。

これについては融資の契約条件が違うので大丈夫です。

会社が受ける融資の融資期間は1年とか3年とか、期間が短くなっています。つまり、融資を引き揚げるというより、借り換えができなくなるということです。

他方で不動産投資に対する融資は、期間が長ければ35年、短くても10年くらいです。

その間、きちんと返済していれば、途中でいきなり全額返せとは言われません。

というか契約上、銀行はそんなことを言えないようになっています。

これを専門用語で「期限の利益」といいます。

つまり、期限が来るまでは返さなくてもいい。ということです。

 

というわけで、借金をすることへのマインドブロックははずれたでしょうか。

もしまだ何か借金に関して不安がある、疑問がある、という方は、ご連絡いただければ個別にお話をうかがいます。

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