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福岡の賃貸マーケットについて現地調査してきました。

福岡の賃貸マーケットについて現地調査してきました。

今日は福岡に出張に行ってきました。

ついでに、福岡の賃貸マーケットについて、管理会社や仲介業者にヒアリングしてきましたので、シェアします。

はじめに店舗とオフィスについて、後半で賃貸住宅についてお話しします。

 

福岡には天神と博多という2つの中心市街地があります。

昔は、西の天神が城下の武家屋敷、東の博多が商人の町だったそうです。

 

でも今は逆で、天神が商業エリア、博多がオフィス街になっています。

その真ん中に中洲というオトナの町があるのは今も昔も変わらないようですが。笑

 

福岡の中でもっとも賃料が高いのが「天神西通り」というエリアです。

雰囲気としては青山みたいな感じでしょうか。

入り口の角地にはアップルが店舗を構えています。

この通りに最近出店したある小売店の賃料単価が、なんと坪あたり一桁万円後半!

天神西通りの空中階は美容系などで17,000円/ほど。

 

オフィスとして一番高いのが天神の北東部にあるアクロス福岡で、ワンランク突き抜けている感じ。

その他の明治通り沿いのオフィスで13,000円/坪程度。

証券会社なんかが多いエリアです。

 

そしてオフィスが立ち並ぶ博多駅の西側が10,000円/坪程度、

中小ビルの多い東側で9,000円程度だそうです。

 

さて住宅についてですが、エリア特性としては、いわば西高東低。

昔の城下にあたる天神より西の赤坂や大濠、西新といったエリアの人気が高い。

東の方はパッとしないようです。

 

また天神から南のエリア、西鉄線沿線は新興の賃貸住宅マンションエリアになっています。

このあたりの物件の稼働率は90%〜95%といったところだそうです。

 

ところで、福岡では移動手段が電車よりバス、バスより自転車、という人が多いそうです。

電車があまりポピュラーな移動手段ではないというのには驚きました。

駅徒歩何分という立地条件だけでなく、

駅から遠くても、バス便があったり、自転車通勤できる範囲にあれば問題ないんだそうです。

意外ですね〜

 

不動産は立地が大事、とはいいますが、どんな立地がいいのかは、

やっぱり行ってみて人に聞かないとわからないですね。

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