ビジネスパーソンのためのプロの不動産投資術 by 外資系400億円ファンドマネージャー

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細部にこだわらない奴は仕事ができない

細部にこだわらない奴は仕事ができない

おはようございます!小原です。

 

会社を辞めて以来、久しぶりにプレゼン資料を作りました。不動産売買の提案資料です。

 

不動産業者が作る資料とファンドが投資家に向けて作る資料ではちょっと次元が違います。

 

ふだん目にする不動産業者が作る資料といえば、1枚の物件概要書とその他あり合わせの資料の寄せ集めみたいな感じですよね。

そんな感じでも売れてしまうし、不動産業者の仕事は資料作りではないので、それはそれでいいのでしょう。

 

これがファンドになると、パワーポイントで自社のオリジナルデザインのテンプレートを使って、写真やグラフをふんだんに入れて、それはそれは詳細で綺麗な資料を作ります。

 

でも両者とも、中身の情報は同じです。

もっと言えば、ファンドは不動産業者から受け取った資料を素にして、投資家向けの資料を作ります。

 

つまり、両者の違いは作り込みの違いだけです。

写真が1枚か10枚か、数字かグラフか、白黒かカラーか、それだけの違いです。

 

なぜだと思いますか?

 

それは、ファンドのクライアントである投資家が、資料をもとに投資判断をするからです。極端な話、よくできた資料のファンドに投資します。

 

ファンドの中身なんてそんなに大差ないんです。だからどう見せるかが大事。

 

これって空虚なように聞こえますが、実は理にかなってます。

なぜなら、資料をちゃんと作れないところは運営もちゃんとできないからです。

 

これは個人でも同じ話です。資料をきちっと作れない人は、仕事ができないと見なされます。

なぜならそこでしか判断できないからです。

 

ロゴがずれているとか、左右対称じゃないとか、フォントが揃ってないとか

 

資料作りはそんなレベルで気を使う必要があります。覚えておいてください。

 

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