不動産投資アドバイザーの小原(こはら)です。
ショッキングなタイトルですが、私は今そう考えています。
もう少し言葉を付け加えると、ヤミ民泊はもうやってけなくなるということです。
収益性が下がってきたとかいう問題ではありません。
ビジネスの仕組みとして、終わった、ということです。
実際、私はいま自分の民泊物件を売却しています。
1年半前、私は民泊のセミナーをやりました。
そのとき、需給バランスを考えると法律上グレーな民泊は黙認され続けるか法律が整備されるかするはずだと言いました。
それは半分あたり、半分はずれました。
確かに法律が整備され、民泊は合法化されます。いわゆる民泊新法です。
ところが、年間営業日数180日までという条件が付きました。
年の半分では、ほとんどの民泊は採算が合いません。
ルールが定められる一方で、そのルールが実効性のある形で運用されないのではないかという話もあります。
ただ、それは楽観的すぎます。
最大の理由は、民泊サイトが登録制になることです。
民泊物件に宿泊客を斡旋するには国に登録しなければならないということです。
それは民泊サイトが国の監視下に置かれることを意味します。
ということは、ルールに違反すれば、登録を取り消され、日本の民泊向けに民泊サイトを営業することは違法になるということです。
最大手のAirbnbは、法律を遵守するよう何らか体制を整えるはずです。
複数の民泊サイトを使えばいいというのは甘いと思いますね。
1室を2アカウントで運用するというのは浅はかすぎます。
あと、年のもう半分はマンスリーマンションで運用するというのは正統派的ですが採算合わないでしょうね。
というわけで、民泊新法が施行されると言われている2018年1月1日をもって、ヤミ民泊は終了します。
だから今やってる人は今のうちに手離れした方がいいと思いますね。
売却を希望される方は相談に乗ります。
下記のメッセージフォームから
お問い合わせください。
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