不動産投資アドバイザーの小原(こはら)です。
私は自分でも不動産を売り買いしますし、仲介もすればコンサルもします。
以前は管理会社や不動産ファンドで働いていました。
不動産業界のいろんな側面を見てきました。
不動産関連のビジネスもさまざまあります。なかでも利益が大きいのはやはりデベロッパーだと思います。
デベロッパーとは開発業者のことです。
つまり新築の不動産を企画して建築し販売している会社です。
収益不動産であれば小さいものでも数千万から1億円程度にはなります。
ではデベロッパーはどれくらい利益が出るのでしょうか。
ざっくりした感覚値ですが、1億の物件が売れるとだいたい1千万から2千万の粗利があるようです。
利回りで言うと
木造新築を10%で作って8%で売る
RC新築を8%で作って6%で売る
という感じです。
そんなにボッタくってるのか!!
と思われたかもしれません。
でもですよ
土地から仕込んで建物の企画を入れて建築して売却する。
土地探しの期間も含めれば1年は必要です。
これだけの手間と時間をかけるのですから会社としてこれくらいの利益をとるのは当然のことです。
デベロッパーはこういうプロジェクトを何人もの社員を使って何件も並行して扱っています。
だからどんなに小さいところでもデベロッパーは毎月数千万円の利益を出せるわけです。
ただ大事なのはここからです。
業者がこんなに利益を乗せてるんだったら自分で土地から新築をやったらいいんじゃないか。
賢い投資家なら当然そう考えますよね。
持ってよし売ってよし。
長期保有できるように融資を組めばキャッシュフロー出ますし、高値狙いで売りに出しておけばキャピタルゲインも狙える。
不動産投資の成否は入口でどれだけ安く仕込めるかでほぼ決まります。
それを自分の努力でコントロールしうる要素が多いのが新築です。
ただハードルが高いのも確かです。
中古ならもう出来上がったものを買うだけですが、新築はやるべきことが比較にならないくらい多いです。
しかもそれを普通にやってもダメでいかに投資対効果を良くするかを研究する必要があります。
土地はいくらで仕入れたらいいのか。
建物の建築費はどれくらいかかるのか。
建築費を抑えるにはどうしたらいいのか。
初めて取り組みには未知の要素が多すぎて道しるべなしに取り組むのは不可能です。
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宇野さんはごく普通のサラリーマンだった当時、20代にして家賃年収1億円を達成した強者です。
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無理を言って私の読者様のために1日程増やしていただきました(汗
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