おはようございます!小原です。
さて昨日の続きです。
空室がなかなか埋まらないときに有効な「週報」。
具体的な効果としては、管理担当者へのプレッシャーと週報の結果に基づいて対策が打てることでしたね。
では具体的な対策について考えてみましょう。
例えば、内覧したものの申込に至らなかった場合に、その理由を聞いてもらいます。
それが、賃料が高いから、ということなら賃料を下げる必要があるかもしれません。
もしくは初期費用が高い、ということなら、礼金を削るべきかもしれません。
交通の便が悪い、という理由だったらしょうがないです、こればっかりは。
ほかでメリットを出しましょう。
それから、数の問題があります。
「歩いた家の数しか票は出ない。手を握った数しか票は出ない。」とは田中角栄の名言。
不動産の客付けもこのドブ板選挙と同じです。
問合せ件数
↓
内覧件数
↓
申込件数
↓
成約件数
この順で数は少なくなっていきます。増えることはありません。
つまり、最後の成約1件を勝ち取るために、上の数が幾つ必要なのか、ということです。
内覧が0では申込が入るわけはないんです。問合せが0なら内覧が入るわけはないんです。
どこの数が足りないのか、週報から検証することができます。
問合せが足りないなら営業や露出を増やす必要があります。
営業というのは管理会社が仲介業者にFAXや訪問でその物件の客付けをお願いすることです。
露出というのはメディアへの掲載です。ポータルサイトなどですね。
問合せはあるものの内覧が少ないなら、物件に来てもらえるようにインセンティブを付けてもいいでしょう。
内覧に来たらクオカードプレゼントなど。分譲マンションのショールームでもやってますよね。
来てもらわないと話にならないんです。
で、来てもらったらアンケートに答えてもらう。それと引き換えにプレゼント。
営業マンに対して内覧にインセンティブを付けてもいいでしょう。
内覧1件案内したら商品券とか。
こうやったらデータが取れます。データが取れると対策が打てます。
管理会社に電話して状況を聞くだけじゃ決まらないものは決まらないですよ。
Leave a Reply