ビジネスパーソンのためのプロの不動産投資術 by 外資系400億円ファンドマネージャー

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それでは十中八九失敗します。

それでは十中八九失敗します。

「不動産投資なんて簡単ですよ。
 
 やろうと思ったらすぐできる。
 
 でも、だからヤバいってこともある。
 
 意味わからないですかね。笑
 
 明日のメルマガのネタは
 このテーマで行こうと思います。」

昨日Facebookにこんな投稿をしました。

そうしたらいろんな方から反響があって、
メルマガの登録も増えました。

意味深なんで、やっぱり気になりますよね。

不動産投資をやるのなんてホント簡単です。

どうすれば買えるかっていうと、

1. ポータルで物件探して問い合わせる

2. 連絡してきた業者さんと面談する

3. 勧められた物件を検討する

4. 物件が良ければ買う

5. あとの手続きはお任せ

まあこれだけです。

不動産投資に対するマインドブロックがなければ、
物件を買うこと自体はいとも簡単です。

だから業者さん主催の不動産投資セミナーなんかでは、

このマインドブロックをなくすことに主眼を置いています。

要は不動産投資のメリットばっかり言って
テンションアゲアゲにするわけですよ。

だってそれさえできれば
物件を買ってもらうことなんて造作もないから。

そうなればもう、チーンお買い上げ!ですよ。

おめでとう!業者さん儲かった!

はい、わかりました?

物件が買えることと、
あなた儲かることは

別物です。

つまりですね、

マインドブロックはずす

物件を買う

これでは、十中八九失敗します。

なんでかっていうと、
単に買えるものを買わされているから。

ナニ!業者ってのはそんな悪徳ばっかりなのか!!

と思われたかもしれません。

でもそれは間違いです。

実際のところは、彼ら業者さんも、
わかってないことが多いです。

きちんと収益が上がる物件かどうか。

実は仲介業者さんはこれをちゃんと見ることができません。

というか、それを見るべき立場にないんですよ。

つまり、業者さんの仕事はあなたに買ってもらうことであって、
あなたを儲けさせることではないんです。

そこにコミットする必要がない。

道義的に責任を感じるということはあっても、
経済的な仕組みとしてそうなってないということです。

物件を買ってもらえさえすれば
あなたが儲かったかどうかにかかわらず、
手数料やマージンはいただけるわけです。

だから、

きちんと収益が上がるかどうか

これを見るのは、投資家であるあなたの責任になるということです。

重いですよね〜

これ、日本の不動産業界の構造的欠陥だったりします。

つまり、不動産売買の際に、
完全に消費者サイドに立つ専門家がいないんです。

僕らみたいなプロの投資家は、
物件ひとつ買うのに自分たちで超絶リサーチします。

賃貸事例探して
売買事例探して
費用の見積もりを取って
鑑定取って
エンジニアリングレポート取って

このプロセスのどこにも
仲介業者は出てきません。

仲介業者に期待するのは、
売主さんと競合の状況を教えてもらうことと、価格交渉ですね。

その他は自力でやるか、
他の外部業者さんに依頼します。

個人の投資でも同じだと思うんですよね。

というか個人ならなおさら。

機関投資家なんてしょせん会社組織なので、
その投資が失敗しても会社がちょっと痛むだけです。

でも個人投資家の不動産投資1物件のインパクトって
文字通りその人の人生を間違いなく左右するわけです。

どうですか?

マインドブロックをなくす

物件を買う

というプロセスに足りないもの。

わかっていただけましたでしょうか。

でも個人投資家みんなにそれを要求するのも
酷な話だと思います。

私だったらその足りないピースを埋めるお手伝いができるんじゃないか。

まだぼやーっとですが今そんなことを考えてます。

なにせ、
自分で不動産投資がやりたいがために
不動産鑑定士になって管理とか監査とか経験して
果ては400億のファンドレイズをするまでになったので。

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