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メガバンクの融資姿勢

メガバンクの融資姿勢

不動産投資アドバイザーの小原正徳です。

 

先週、メガバンク2行が年末の挨拶で来社しました。

そこで最近の融資姿勢を聞いてみたところ、全く変わりなしとのことでした。

つまり、不動産賃貸業には引き続き積極的に融資したいと。

 

確かにひところのようにはフルローンが出なくはなっているものの、

よくよく聞いてみると、フルローンを出すと事業採算としてCFが出なくなるから、というのがその理由でした。

 

つまり、物件価格が高騰(利回りが低下)しているために、銀行評価上フルローンが出せなくなっている、ということに過ぎません。

 

少なくともこのメガバンク2行の融資基準は変わっていませんでした。

 

 

ここ最近、不動産投資に対する金融機関の融資姿勢が変わったという話をよく聞きます。

つまり、融資が締まり出していると。

 

これまで積極的だった一部の信金地銀にその傾向が出始めたのは確かなようです。

ただ、これは見ようによっては正常化しただけとも言えます。

つまり、今までの出し方に無理があったということです。

 

日銀が資金供給を続ける中で、銀行としては貸出先を見つけなければいけない。

一方で景気が大きく良くなっているわけではない中で、優良な貸出先なんてそうそう見つけられない。

そんななかで、担保が取れて定期的な収入が見込める不動産賃貸業はおあつらえ向きだったというわけです。

賃貸業を事業として正常な評価をして融資する分には良いでしょう。

ただ、そこで一部の金融機関が行き過ぎた融資をしていたために、お上から指導を受けて自粛し始めた、というのが真相だと思いますね。

 

 

私としてはこれで物件価格の高騰が落ち着くならチャンスだと思います。

ただ、あなたの属性によっては締まり出す前が最後のチャンスかもしれません。

 

今の状況の捉え方は、人によって異なるということですね。 

 

ただし、誰にとってみても今はまだ融資が出やすいのは確かです。

このタイミングで安い物件を押さえられたら勝ちです。

 

今は不動産投資を控えるべきか、とよく聞かれますが、全くそんなことはなくて、

むしろ今こそフルマックスで物件を探しまくるべきです。

 

ただし、高値掴みはNGです。

そこの見極めはあなたの実力しだい。

 

その実力を付けたいのなら、私はあなたのお役に立てると思います。

 

私のメールをしっかり読んでおいてくださいね。

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